【続】新型コロナウイルスに関する民泊事業の相談窓口を設けました。【続】

新型コロナウイルス (COVID-19)への助成金などまとめました。

株式会社グレートステイの大﨑です。前回の投稿でコロナウイルスに伴う新型肺炎の影響でダメージを受けている事業者さま、弊社のお客様向けに情報提供させて頂いたことに多くの反響を頂き、実際に数名のお客様と面談やSkypeでのヒアリングをさせて頂きました。

やはりどの事業者様も今回のコロナの影響が民泊には影響が出ていると言われており、その中でこのように情報提供してもらったり、相談に乗ってもらえたことは助かったとフィードバックを頂きました。

大阪に特化した民泊の運営会社であるからこそ、オーナー様や関係業者の方とは協力体制をより一層に強くできたらと前回の内容からさらに追加で発表された第二弾融資制度や私自身でヒアリングをした内容を追加し、改めて下記にまとめます。

” 新型コロナウイルスの感染拡大に対する政府の緊急対応策の一つで中小企業の資金繰りを支援する実質的に無利子・無担保で融資を受けられる新たな制度は、来週17日から取り扱いが始まることになりました。政府は、第2弾の緊急対応策として、中小企業の資金繰りを支援するため、実質的に無利子・無担保で融資を受けられる特別の貸し付け制度をあらたに設けました。 3月13日NHK ニュース引用 ”

まずは一番まとまっているこちらのサイトをご覧ください。(経産省のページに飛びます)この中から私が使えそうだなと思ったものを勝手にまとめていますので、網羅性などは期待されないように、ご理解下さい。

まず大きく分けて3種類に大きく分けますと、保証系と公庫による融資、そして助成金です。

①まずは保証系

セーフティネット保証4号・5号

:前年比に比べて売上高が落ちている事業者へ保証限度額の別枠化等を行ってくれ、4号、5号でそれぞれ100%、80%の保証を行ってくれます。これは実際に弊社にも多くの付き合いのある金融機関が電話を下さり、この制度を使って追加で融資をさせて欲しいと言われました。保証協会が80% なり100%なり、(どれだけ前年比での売上などに落ち込みがあるかなどで変わります)保証してくれるので、直接的な表現をするとリスクを肩代わり、つまり金融機関はほぼリスクなしで融資を受けることができるので融資の門戸が開きやすい状況です。これを機に今まで金融機関と付き合いのなかった方も扉を叩いてみてはいかがでしょう。
ご希望の方には金融機関のご紹介も行いますので、こちらからご連絡下さい。

そして②融資

この中でも一番注目は上のNHKニュースの引用でもあげました無利子、無担保の融資枠です。これらを中心に3パターンの融資制度を紹介します。

 

” 経済産業省のページより画像抜粋 ”

1)実質無利子・無担保の特別貸し付け / 特別貸付+特別利子補給制度

まず特別貸付制度(この特別というのはコロナウイルスの今回の状況に対して特別にという意味ですが、要件を満たせば実質の因果関係などは問われません)

売上高が5%以上減少というのが大きなポイントですが、それを満たしていたらこちらの制度一択だと思います。(金利0.46%)

5年の据え置き期間というのも魅力的です。そして限度額は6,000万円までです。

そして、これにさらに小規模の法人の場合15%減、中小企業なら20%減の要件を満たすことで特別利子補給制度 というものを組み合わせますことで、上述の 0.46% の金利さえ吸収してくれて実質無利子となります。利子補給の期間は、借入後当初3年間になります。

ここで日本政策金融公庫の発表を読み解いていくと「最近1ヶ月の売上高が前年又は前々年の同期と比較して5%以上減少している方」

とされています。いつからいつまでと特定されていませんし、月次試算にもタイムラグがあるとおもいますので実際にはこの数か月で前年比で5%以上下落した月があればその月をもってテーブルに乗れると思います。

原則として10年までなのが政策金融公庫はネックでしたが、今回は20年までという期間も資金の用途の幅を広げるので、不動産購入にも使えそうです。

2)(再)特別貸付+マル経融資

上記の経産省の画像を見ていても、これが一番分かりにくいですね。

まず気になるのは「実質無利子の特別貸付とこの(再)特別貸付は同じなの?併用できるの?」というところだと思います。
答えは「出来ます。しかし特別貸付は別枠で上限6,000万円、この(再)特別貸付+マル経融資を組み合わせたものは別枠1,000万円で、商工会議所などの経営指導を受けていたことが条件となります。

ではさらに気になるのが「今から商工会議所の経営指導を受けても間に合うのか?」

というところですが、大阪商工会議所に電話で実際に確認すると、「初めて経営相談に来られてから6ヶ月が経っていないといけませんのでダメです。」という回答でした。ですので、商工会議所に普段から経営相談を行っていた方以外は、この2)は使えないという事になります。

3)SN貸付

こちらは売上高などが減少していなかった企業が使えるものになり、基準金利での貸付を受けることが出来ます。据え置き3年です。

担保の設定や代表保証などにもよりますが、基準金利は2.16% です。

では「これを最初の特別貸付と併用できるのか?」というと答えは「Yesです」。

上述の3つの融資で上限は1憶8,000万円までと上限が決められているので、(SN貸付の上限は4,800万円)  併用は可能です。

もう一つ融資系として 衛生環境激変対策特別貸付

” 【ご利用いただける方】
新型コロナウイルス感染症の発生により、一時的な業況悪化から資金繰りに支障を来している旅館業、飲食店営業及び喫茶店営業を
営む方であって、次のいずれにも該当する方
①最近1ヵ月間の売上高が前年または前々年の同期に比較して10%以上減少しており、かつ、今後も減少が見込まれること。
②中長期的に業況が回復し発展することが見込まれること。
【資金の使いみち】 運転資金
【融資限度額】 別枠1,000万円(旅館業は別枠3,000万円)
【金利】 基準金利:1.91% ただし、振興計画の認定を受けた生活衛生同業組合の組合員の方については、基準金利-0.9% ”
経済産業省のページから引用

ポイントは旅館業は別枠3,000万円ということで、このようなときに旅館業というのはやはり優遇されていいなと改めて思いました。
そしてもう一つ、「振興計画の認定を受けると基準金利 -0.9% ということで今からでも受けれるのか?」というのがポイントですが、これも私自ら電話をしました。答えは「出来ます」。

基準金利 -0.9% つまり、1.01%で3,000万円でのこちらの融資も別枠ですので、弊社株式会社グレートステイも進めています。
据え置きも2年あります。

あと雑談として、「すみません、こんな制度が出されてから急に加入したいなんて電話しまして」と冒頭に伝えると、「いえいえ、御社も色々とお忙しかったでしょうし、仕方ないですよ」ととてもウェルカムに受け入れてくれました。これは正直嬉しかったです。

そして最後に助成金

ここは本当に各会社の組織構造などによって変わりますが、雇用調整助成金の特例措置 (こちらは雇用保険がポイントです)

や小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得支援などが活用できると思いました。(こちらは雇用保険に加入していない従業員でも条件に該当すればに問題ありません)

また前回の投稿でも書きましたが、金融機関への柔軟な対応を求める通達が出ていることも大きなポイントです。

国から通達から出ているので、すでに借り入れを行っている事業者が返済額の調整や、元本の支払いを伸ばしてもらうような交渉に応じてもらいやすい状況です。

足早になりましたが、事業計画の策定などのサポートも行っています。希望の方はこちらまで。

今回のコロナショックがダメージなのは事実です、ピンチをチャンスに変えてと言うとありきたりになってしまいますが、いつかこの事を振り返って笑えるように上記の各施策を活用すること含めて、乗り越えていきましょう。実際にほぼ無利子で借りれることは大きなチャンスですので、弊社では積極的にこれらを利用します。

また弊社も上記を進めていく上で出た情報やノウハウは顧問先、そして弊社に運営代行を依頼して下さっているお客様にはもちろん無償でお電話やSkypeで提供を行っています。 お気兼ねなく弊社でも私大﨑まででもご連絡をください。宜しくお願いします。

*なお今回の情報は基本電話で金融公庫や各担当部署に私大崎が電話で問い合わせたことをそのまま記載しております。

ただそのやり取りの中で「すみません、さっき〇〇と伝えたのですがやっぱり違いまして…」「すみません、分かるものより折り返していいですか。私たちも始まったばかりの制度で…」というような話があり、詳細にいたっては小さなミスがある可能性もあります。
第二弾制度が3月17日から始まることがあり、スピードが命だと急いでまとめましたので、その際にはご容赦頂き、実際には必ずこちらからご自身でも確認を取られる事をお願いします。

ここからは融資情報などではないので不要な方は読み飛ばして下さい。

現在中国政府がコロナウイルスをアメリカに原因があると指摘し出したり、他国のやり方を批判し出したり、世界が分断に向かっているように感じて、こういう時期だからこそ一通のメールを紹介させてもらいます。
(もちろん自分の知り合いに知らせたいんだと本人に許可は取っています)

弊社では中国系の不動産会社さんが中国人の投資家に不動産を売って、それを私たちがインテリアからセッティング、そして運営まで一貫して行い、宿泊施設に仕上げて、運営代行費をもらってもオーナーさんは利回り10%くらい (もちろん数字は物件によります) 回るよねというスキームで依頼を受けて民泊の運営を行っています。

こちらはそんな中国に住む投資家さんから届いたメールです。

正直コロナの影響でマイナスのインパクトもあり、オーナーさんも自身の友達が旅行に来るからって送客したりが出来ないので、売上が下がっている部分もあり、お叱りや心配にしているメールかなとか思って、メールを開くのが億劫だなと思っていた部分もあったのですが、開いてみると、、

売上のことなんか一切言わずにコロナウイルスからあなたと家族のことを守って下さい、そして早く収束することを願っていますと。

さらに最後にはあなたと日本の友人に私達の国が疫病を発生させた事を謝りたいという言葉で締められていました。

この事業をもう5年ほどやっていますと、オーナーさんとの打ち合わせで笑いながら「やっぱり中国人は〜」「韓国人が使った部屋はキムチ臭いんですか」みたいな事を言われることも最初の頃はありました。

自分もまだ大人になれていなかったので、「あなたのようなレイシストではないので、僕はそんな事思ったことないですね」とか言ってたのですが、

(インバウンドビジネスが身近になったからかそのような事を言われることもなくなりました)

やっぱり自分たちと全く違うバックグラウンドで育った異国の人たちとの思い出というか、一つ一つの小さい心を動かされた出来事が「別にそれはその国の話で、あいつが悪い訳じゃない。」「その国の人みんなが悪い訳じゃない」っていう本来は当たり前であるはずの感覚を作っていくと私は信じています。

そういう意味ではやっぱり色々といま大変ではありますが、この事業をやっていたことを振り返って本当に良かったと感じています。

上述の中国政府の対応など見ていると正直自身も感情的になることもありますが、このメールの事を思い出すと、全ての中国人がなんて思うことは私には出来ないです。
大変な時だから、こういう優しさや人の繋がりが身に染みるなと、苦難の中に優しさの芽を見つけることが出来た経験でした。

このメールのことは元々は私個人のFacebookに書いていたのですが、中国政府の対応や世界で起きるアジア人への差別や暴行のニュースを見ているとどうしてもこの事をシェアしたくなり、紹介させてもらいました。

業界としては運営会社同士で情報交換含めて、連携を密に取ったり、全国各地の民泊の運営会社、管理会社を繋いでZoomなどで緊急で会社の枠を超えて会議を行う予定も出ています。そちらも動きがありましたらこのブログでご案内させてもらいます。

長くなりましたが、これから来る春を信じて、踏ん張って乗り越えていきましょう。

株式会社グレートステイ 代表取締役 大﨑 章弘

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