特区民泊を運営する際での個人的見解ですがポイントとして
・間取り
・旅行者の視点での利便性
の2点は非常に重要です
間取り
物件価格・家賃と一番連動する項目ですが、1LDKで以上で始めるのが良いと思います。
特区申請をする際に床面積25㎡以上が必須になってきますが、収益を上げる物件という前提で行くなら30㎡は必要かと思います。
何故なら、狭い間取りだとホテルと変わらなくなり、旅行者にメリットを感じさせなくなり予約が入りづらくなるので、必然と室単価が低くなりがちになるということがあるからです。仮に賃貸で民泊を始めたい場合ですが、貸主も通常の賃料からさらに金額を上乗せしてきます。その時に室単価が低いというのは、致命的です。仮に稼働率が70%取れたとしても、室単価が5,000円であれば1カ月での収入は10万円そこそこです。そこから家賃を引いて、諸経費を引く、と考えれば少なくとも収支が合わないことがわかるかと思います。このため狭い部屋でスタートするというケースは非常に危ないかと思います。
旅行者の視点での利便性
民泊利用者のほとんどが外国人です。キャリーケースなどの大きい荷物を抱えてくるので、駅から徒歩で15分以上だとか、周りにコンビニやスーパーなどの飲食物を購入できるお店がないような物件は利便性が良くないです。もちろんレビューがない最初は予約をとれるかもしれません。しかし仮に、運営施設の周りにコンビニやスーパーがなければそのことをレビューで書かれ、次第に予約を取ることが難しくなってくるでしょう。ほかにも、公共交通機関のアクセスなどの利便性の高さ、最寄り駅からミナミ、キタ、USJなどの人気エリア・観光地へのアクセスがどれだけ良いのかということも重要です。もちろん人気エリアで物件を構えることができれば良いですが、その分賃料は高くなりますし、そういった良い立地の物件はスグに無くなるので、いち早くに情報がもらえる関係を情報を持っている会社と作っておく必要もあります。
弊社は提携している各不動産屋より直接情報を頂き、最新の情報を希望されるお客様に情報を配信しています。
大阪市内で物件をお探しの方は是非ご連絡ください。また現在民泊を考えている方向けに、面白いイベントがありますのでご紹介させてもらいます。
7月27日の金曜日グランフロントにて、弊社の代表の大崎がPanasonicセンターのリフォームコンシェルジュとともに民泊の個別相談会を開催しています。
今回は弊社の大崎と実際のリフォームのコンシェルジュが同じ席でマンツーマンで対応させて頂きます。
リフォーム、部屋作りから運営まで一貫して相談に乗ってもらえる貴重な機会かと思います。
値段も3,500円という格安でPanasonicさんによって、提供頂いていますのでよかったら覗かれてください。こちらから。
下記の写真は弊社とPanasonic暮らしの大学から始まり、パナホームさんと一緒にプロデュースさせてもらった奈良の簡易宿所です。(こちらは民泊ではなく、旅館業取得した物件です。弊社では4件の旅館業を自社でも取得・経営しており、その辺りも知見がありますのでご相談に乗れると思います。)
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