今日は京都の白川沿いにある流行りの1日1組限定の旅館を運営をさせて頂くことになり、打ち合わせと撮影にきました。

オーナーさんと民泊施設や簡易宿泊所の新規案件の立ち上げの中で、私が現場に三脚やら撮影機材を運び入れると驚かれるのですが趣味が高じて撮影の仕事の依頼も私自身が受けることもあります。

以下いままでの作品です。

話を戻すと、1人で京町家の静かな空間の中で、1,000万円近い内装をかけて立ち上げた旅館施設の運営という仕事を考えたとき、ふと懐かしい気持ちになりました。

少し前ですと、民泊施設を賃貸で借りる際に中には一般居住で申し込みをして大家さんにもこっそりと民泊をされている方もいました。

よく最近では民泊を運営する業者さんが違法民泊は闇民泊は、と強い論調で悪を罰するように話されるのを聞くときに私は違和感を覚えます。

もちろん請け負う仕事の立場上でそう言わざるを得ない事情も理解できますし、法律的には立派な違反です。

ただ当時の法整備の中ではアウトサイダーではありましたが、夜中にWifiの通信制限を解除するために車を走らせたり、ゲストと一緒に観光に出かけたりと当時のホストさんのホスピタリティには純粋なものがあったと感じています。

現在でもそうかもしれませんが、海外生活の経験があったり、旅が好きな人であったりが、日本の都市部で宿泊施設となると高額なビジネスホテルしか選択肢がないという外国人の置かれた状況に対して、自分たちならもっといいものを提供出来るという一種の気概に近いような気持ちで運営されていたように感じます。

もちろん中には法整備が整っていないことをいいことに、お部屋の設備をごまかしたり、住所の場所をごまかしたりしている悪質な業者もいました。

現在大阪では特区民泊の制度が整い、その中でも前者のような事業者は堂々と宿泊業を営むことが可能となりました。

毎月行政書士の先生と一緒に特区民泊のこと、民泊って何という基礎的なことまでをお伝えするセミナーを開いております。

直近では5月27日を予定しておりますので、興味のある方はこちらチェックをしてみてください。

素敵な檜風呂から庭園が楽しめるこちらの宿ももう少しでオープンしますのでお楽しみに。 大﨑