アクアマリングループのカンファレンスにゲスト講師として参加

グレートステイ大崎です。12月も半ばを越えると、あわただしさが一気に押し寄せるように感じられまして、この時期が1年の中で最も時間の流れが早いんじゃないかといつも考えてしまいますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

本日は表題の通り、いつも弊社の民泊セミナーでご一緒している、関西でもトップクラスの特区民泊許認可申請数を誇りながら現役ホストでもある熊澤先生率いるアクアマリン・グループのカンファレンスにゲスト講師としてお招き頂きました。

熊澤先生は行政書士になられる前までは、ロックバンドでプロのミュージシャンとしてCDなども出していました。
その経歴をお持ちだけあって、毎年開かれるこのカンファレンスではオーディエンスを楽しませてくれる衣装で現れます。(今年は白ジャケットでした!)

入管法改正と中国の富裕層が買っていく不動産

本日のトークセッションは熊澤先生による「入管法改正」

BIT HOME 林社長による「中国富裕層向けの日本の不動産」

わたくし大崎による「大阪民泊について」という3本立てでした。

会場には中国人の方も多く、「名刺は持っていないですが、we chat交換しましょう」というお声掛けをセッション後に多くの方に頂き、なかなか面白い光景でした。

私の備忘録も兼ねて、ここに簡単な内容をまとめさせて頂きます。

入管法改正「新たな風が吹くとき」

熊澤先生のお話で印象的だったことがあります。『今でも街中を見ると、至る所に外国人がいると思います。今後この入管法でさらに外国人が日本で働きやすくなる世の中になるので、その光景はさらに加速するようになります』ということです。

海外から日本に移り住んだ外国人が携帯をDocomoやSoftbankなどではすぐには契約できない、その層に向かってSIMカードの販売を行う商売が流行っているというような事例を紹介しながら、『ではその外国人が世の中に増えていく世の中に対して、私たちは何が出来るか。』という事を会場の参加者に問いかけ、自分たちのビジネスでそこに対して何をするかというようなことを話されていました。

スライドのタイトルにある「新たな風が吹くとき」とあるように、その風を気付くか、その風を掴めるかが大きな違いになってくると思います。
それにしてもミュージシャンをされていただけあって、このスライドのタイトルは流石センスがいいなと感心していました。(笑)

東京五輪、大阪万博、カジノIRなどの観光客向けの一時の特需だけではなく、入管法改正、ビザの緩和、LCCの発達、民泊の法整備によって外国籍を持つ人の数は今後日本では圧倒的に増えるようになり、それが一般化するのです。

講話者席に座る私と林社長。
色々な情報交換もさせて頂き、非常に有意義な時間でした。

日本の不動産を買っていく中国富裕層

続いてはBIT HOME代表の林社長のトークセッションでした。
中国、特に香港の不動産では利回りが2-3%のマンションが当たり前という中で、日本の不動産はかなりいい提案になるということで、さらに最近では大阪の場合は特区民泊の制度を活用し、民泊運営をかけ合わせることで、利回りを含めて魅力的な提案が出来るというお話でした。
聞いていて面白かったのは、ビジネスとして当たり前ですが、その数字が高いか安いかは比較の上での話で、数字を変えられないならその数字を高く感じてくれる違う市場に持っていく。日本の不動産をそれがより魅力的に見える中国の市場に持っていって、私たちが聞くと驚くような高値で売っていく。
熊澤先生、林社長お二方の話を聞き終えて、グルーバルな環境下でこのような事が普通になってくる世の中を起業家として生きていくこと、そしてそのど真ん中で商売を行っていることに刺激と興奮すら覚えた1日でした。

そして私のトークセッションでは「なぜ大阪が民泊投資に向いているか」を中心に、限られた時間の中でしたので、いつものセミナーの内容をまとめるような形でライトにしてお話をしました。
ちなみに先ほどは数字を変えることは出来ないと言いましたが、民泊では今までの賃貸経営では考えられないような数字に変えることが出来ます。
そもそも賃貸経営と民泊投資は違うビジネスじゃないか、違うんだから数字が違うだろうと言われるかもしれませんが、建物の用途は一緒なのです。賃貸経営と同じように無人で回せるのです。
その辺りのギャップを狙っていく秘訣を普段のセミナーではお話しています。

参考までに本セミナー内で使用したスライドを1枚紹介します。

次回セミナーはこちらになります。大阪に特化した民泊の運営代行会社と行政書士先生2人による運営と法律の両方を学べる1日集中セミナーとして、毎月1回行っていますので、次回開催などの最新情報は弊社のFBページをフォローくださいませ。