近隣住民からの理解をスムーズに得る方法

 

グレートステイの前田です。

保健所に申請する際に必須となってくる近隣住民へのご挨拶と説明ですが、実施するタイミングによって運営開始後の住民の方の反応やゲストへの対応も違ってくる。
という話を実体験をもとにお話しさせて頂きたいと思ます。

まず、遵守事項として特区民泊では下記のような令、省令が定められています。(簡略化しています。)

・申請する施設を、周辺地域の住民へ事前に周知させること。

・施設の周辺地域の住民の定義とは
①施設を構成する建築物に居住する者
②施設を構成する建築物の敷地に隣接する土地に存する建築物(外壁間の水平距離が20メートルを超えるものを除く。)に居住する者
③施設を構成する建築物の敷地が道路、公園その他の空地(道路等)に接する場合、当該敷地と道路等の境界線からの水平距離が10メートルの範囲内に存する建築物(外壁間)の水平距離が20メートルを超えるものを除く。)に居住する者

になります。以上のことを踏まえてご説明をさせて頂きます。

 

ケース1
事前(物件購入、賃貸開始時)に挨拶をせず、消防設備の設置のめどがついた時点での説明(開始二ヵ月~一ヵ月半前程)

恐らく行政書士の方も含め、このタイミングで挨拶を含めて説明周りをされる方はかなり多いのではないでしょうか。
運営側としても挨拶と説明を纏めてできるので効率が良いです。しかし、挨拶回りをしてみると近隣の方に購入・賃貸開始時に挨拶に何故来ないんだ。とご指摘を頂く場合もあり、理解を得られやすいタイミングとしては良いタイミングではないかなと思います。また、地元の住民ネットワークがしっかりしている場所ほどこの傾向は高いと感じます。

 

ケース2
事前挨拶無しの消防設備設置後の説明

具体的な稼働開始日も見えているくらいのタイミングになります。稼働開始までおおよそ一ヵ月くらいのタイミングになるかと思いますが、住民の方にはかなり厳しいことを言われるかと思います。何故かということですが私の経験上、「工事(消防設備を設置)する前に言えただろう。何故そのタイミングで言わないんだ。」と住民の方に言われることが多く理解を得るまでに非常に時間がかかります。最近では消防設備などを付けた戸建てやマンションを賃貸・購入される方もいらっしゃると思いますが、その際は購入・賃貸が決定した際にご近所へ説明に行くと(特に戸建ての場合)理解を得られやすいかなと思います。

 

ケース3
事前挨拶有り、その後の住民説明。

一番波風が立つことないケースかつ、周辺住民の方へのご協力を得やすいのではないでしょうか。購入もしくは賃貸することが決まった時点で民泊をします。と周辺の方にご挨拶することで、周辺住民の方も準備ができやすく運営側も宿題を出されることもありますが、住民の方の不満が溜まることなく運営までもっていけるかと思います。

また、20メートルを離れていたとしても地域の町会長様の家には必ずご挨拶した方がいいです。細かなところですが、住民ネットワークが強い地域では町会長の意見は非常に重要なものになります。ご挨拶をしていないのに勝手に運営された。と言われると争いの元になります。

 

以上の様に述べましたがまとめると、その場所に住む住民の気持ちで住民説明を行えば、大きな問題になるようなことは経験上少なくなります。そして何よりも運営をする地域を理解しようという姿勢が理解を得るためには重要なのではないのかなと思います。

 

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